第1章 はじめに

近年の日本では全国的に,少子高齢化や温暖化などの環境悪化,経済状況の停滞など様々な問題が見られ,それらはここ数年の間に急速に進行している.そのような状況下にありながら,「都市」や「まちづくり」は習熟期を迎えているといえるだろう.高度成長期に見られた,新しい建造物や施設をつくることによる成長は一段落し,以前から存在するものの再整備や,それらに新たな可能性を見出すことによる「まちづくり」の必要性が生じている.

土浦市においても,地元商店街の不振,市内郊外部の高齢化等,様々な問題が顕在している.これら諸問題には今後更なる後退の可能性もあり,現状を維持・向上し,住みよく魅力あるまちにするためも,それらに対応した「まちづくり」が必要である.また土浦市には歴史的資産や交通基盤などが潜在的に充実しており,それらの魅力や機能を十分に引き出すことも,これからの「まちづくり」において重要となってくるだろう.
本マスタープランではこれらの視点をもとに,希望ある土浦市の将来を見据えた「まちづくり」の方向性を示す.

 

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